がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

転院前に現れた尊敬する人物

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

7月14日。

本音を話すにはサシが1番

今日の昼過ぎ、会社の同期が暇だったからとお見舞いに来てくれた。先週同期4人で来てくれたが、そのうちの1人が再度来てくれた形になる。

先週は一回の訪問で4人、昨日は6人来て頂いた。やはり、これだけ多いと病状などの深い話はしにくいしどうしても素直に話せないことってある。

今日来てくれた同期が先週4人でお見舞いに来た時の事を話してくれたが、病室入る前に事前に暗い話はしないようにしようぜと口裏合わせをしていた事が分かった。

やっぱり、それなりに相手にも気を遣わせているのね。もっともっと自然体で接しなきゃと肌で感じた。

逆に今日は1対1のサシ勝負だったから、普段言いにくいこと(余命宣告のこととか)もスムーズに言えたと思う。やっぱ本音を話すには少人数である事が必要なのかもしれない。

尊敬する看護師さん

今日の夕方食事前に病室をノックする音が。誰かと思いきや、昨年入院していた時にお世話になっていた病棟の看護師Kさん!↓

退院 〜勘違い、そして反省。〜 - がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

どうやら昨日偶然妻と病院内で会い、その際妻が来週転院することを伝えたようで病室まで駆けつけてくれた。

昨年11月の日記にも書いている通り、本当に優秀な若手の看護師さん。

自分は「Kさんのように患者側の視点に立って行動出来る看護師さんはそれほど多くいません。まだまだ3年目。これからもその気持ちを大切にして立派な看護師になれるように頑張って下さいね。」

もう十分立派な看護師さんだけどね。でもこれ、ずっと言いたかった。

看護師のKさんは涙ぐんでいた。まさか、こんな渋い感じになるとは。原因は自分だけど。最後は握手でお別れ。

自分の母親は実は現役の看護師。同席していた同業者の母親も自分達との会話に入って交流。10分くらいの短い交流だったにもかかわらず「本当にいい看護師さんだね。」と言っていた。

自分自身もお客様第一の精神を学ばせて頂いたと思ってます。ありがとう。感謝してます。

 

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2019/7/14の治療・検査

ステロイド(デカドロン) 2錠×2回

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