がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

自分は幸せ者

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

6月2日。

今日は大学の友人、家族、弟にお見舞いに来てもらいました。やはり会話をしていると心が穏やかになる。何気ない会話が1番の薬かもしれない。ありがとうございます!

結局、病は気から。

先月末は「病は気から」と書き留め、6月の抱負を述べた。↓

転ばぬ先の杖 - がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

再度となるがその話題を少しだけ。

普段、日中は何をしているか。調子が良けれ「ば」、本を読んだり自己研鑽したりして時間を潰している*1。しかしながら、そんな調子の良い時間はそう長く続かない。少し時間が経てば必ずと言っていいほど「痛み」が気になり始め、イケメン*2がやがてシケメン*3に変わる。痛みから逃れるために昼寝。その数時間後の夕方に起床。「ああ、今日もダラダラ過ごしてしまった…」と言いながら。身体中バッキバキで痛い。充実とかけ離れた生活。

しかし、今日は全く違ったと思う。

最近、右脇腹の痛みが日に日に強くなっている。痛み止めを飲まないと立ち上がれない程、結構深刻。だがお見舞いで半日ずっと会話をしていたお陰で、その間は痛みの事をほとんど意識しなかった

「病は気から」(≒痛みは気から)と言うが、やはりそうなんでしょうね。自分で気をコントロール出来ればもっと良いけど。

小学生の時に聴いた幸福論

20数年前に自分の小学校に講演をしに来られた義手の詩画家の大野勝彦さんという方がいる。

大野勝彦 - Wikipedia

両腕が義手で外見も特徴があったのもあり、今でも鮮明に覚えている。その講演の最後、義手を使って模造紙に書かれたフレーズがこれ。

ほんとうは幸せなんだけど さよならのあとに気づくの

当時の自分にとっては高難度なフレーズ!

誰かと一緒にいる時は幸せである事に気付かないのに、不思議と1人になって振り返ったときにそうだと気づく一瞬の一コマが表現されている(と、自分は解釈している)。

これは実体験でもそう。

お見舞いに来てくれた人を見送った後、自分が幸せであることに気づく。自分は1人じゃない、応援してくれる仲間がいるんだと。

よし、明日もまた頑張ろう!

 

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2019/6/2の治療・検査

無し

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*1:本当はスマホやテレビの時間も長い。「暇人〜」というツッコミをして頂いた方々。ありがとうございます。その通り、暇人です。

*2:嘘です。ごめんなさい。

*3:シケた面をしたメンズ。勝手に命名しました。ごめんなさい。