退院 〜勘違い、そして反省。〜
自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144
11月17日。
お世話になった看護師さん
長かった入院生活。地元A病院11日、現在のB病院114日。合わせて124日(1日は被り)の入院生活にピリオド。
この間、家族や親戚、友人、病院関係者の方々など多くの人にお世話になり、退院する事が出来た。本当に心から感謝したい。
長い入院生活で印象に残ったのは看護師のKさん。確かB病院入社2年目だった気がするが、単に業務をこなすだけでなく、冷めた湯たんぽに気付き自ら進んで替えてくれたり、困り事を聞いて最後に提案してくれたりと2年目なのに優秀な看護師さんだなと思っていた。
そんなKさんだが、自分の担当最終日。その日Kさんは夜勤だったが「この夜勤で(自分)さんの担当最終日なんです。」と挨拶され「最後にどうしても聞きたいことがあるので、(夜勤終わりの)翌朝9時に病室に伺って良いですか?」と声を掛けられる。
何だろう。
自分に娘がいるのはKさん知ってるから、自分の電話番号教えて?は無いだろうが、弟が頻繁にお見舞いに来ていたので、弟狙いで電話番号教えてとか??
なんて考えながら、翌朝9時。Kさん病室に来て「実は、弟さんの…」と言ってくるのかと思いきや全くの勘違い。
色々お話したがまとめると、看護師として一患者である自分への接し方は正しかったのか、という超真面目な内容だったっぽい。
何か電話番号かな?とか思ってて本当にすいませんという感じ。いやしかし、これほど患者の立場に立って真剣に考えてくれる看護師は少ないと思う。
Kさん、これからもその姿勢で頑張って欲しい!そして、本当にお世話になりました。
退院の準備でやらかす
そんな勘違いの話はさておき、退院準備の話を書いておきたい。
退院にあたって、用意すべきものとしては介護ベッドがあった。介護用品って定価は馬鹿のように高い。だから、ヤフオクやメルカリなどの中古でお手頃なものを探すのだが、良さげな物は見当たらない。
看護師さんにダメ元で相談すると、とあるレンタル業者が介護ベッド+マットレス+ベッド柵で月1500円という激安価格で貸してくれるという情報を教えてもらった。
2ヶ月ほど前に病院のソーシャルワーカーに同じ様な相談したときは何故か老人ホーム的な施設を紹介されるというボケをかまされたのだが、そのボケを完全に凌駕する情報を看護師さんから教えてもらって何か複雑…
そんなこともあったが、何とかベッドも揃い自宅療養の体制が取れたところで退院する事が出来た。
ベッドの設置を昨日済ませ、退院前の最終確認という名目で外泊。久々の自宅で興奮。何もかもが懐かしい。家族3人で一晩過ごすのも、久し振りなので昨日はベッドではなく布団に川の字になって就寝。
ところが問題発生。
午前4時ごろに目が醒めると、腰に激痛が。布団の下にクッションを敷くなどそれなりに柔らかくしていたのだが、それでも腰に負担が大きかった模様。半べそかきながらベッドに移り就寝。
川の字で寝るのもしばらくはお預けでしょうね。残念!
同室の皆様申し訳ありませんでした
ベッドに移ったが病院ではずっと共同部屋だったので、1人で寝るのも久し振り。そこで思い出したのがこの睡眠アプリ。
病室では他の患者さんのいびきが酷いので、録音機能のあるこの睡眠アプリは使えなかった。朝4時に寝て、起きるまでの1時間強だけ睡眠の分析をしてみたが、睡眠時間はもちろん中途覚醒の有無や睡眠の深さなども拾ってくれる優れもの。(精度は不明だが)
こいつで、寝言(いびき)の録音もしてくれるので、試しに録音設定してみて朝起きたらビックリ。
音が大きければ録音されるが、起きる前30分くらいから起きるまでの間ずーっと録音されてる(笑)。
感度が大きかったのかもしれないが、録音を聴くと、ちゃんと30分間いびきをかき続けている。しかも、それなりの音量で。
これは…
入院中、いびきがうるさかったのか看護師さんに起こされる事件が一度起きたが、そのいびきの酷さが証明された瞬間。
共同部屋の同室、特に自分の隣だった方々はさぞかし自分のいびきに悩まされていたことだろう。反省、反省。
また、身体が動かせるようになって、時間が作れれば睡眠外来にでも行こうか。そんなこんなで、私は退院した。
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2018/11/17の治療・検査
・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠
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