がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

オプジーボは断念しました

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

6月10日。

分かってたけど残念

というのも今日の午前中に血液検査をした結果、主治医曰くオプジーボの効果は見られないって。なのでオプジーボ3回目に進めず。

輸血した後はだるさが取れて、さらに骨の痛みも弱まってきてたから「もしかしたら」という期待はしていたが残念な結果になってしまった。

明日からスーテント(一般名: スニチニブ)というがん細胞の血管新生を阻害する分子標的薬を服用することになる。正直、前に服用していたインライタと大きくは変わらないとのこと。だから期待値は低いってことみたい。

 

ふー。

一旦、落ち着こう。

 

さらに追い討ちをかけるように、会話をする時呂律が回りづらくなっている。確かに舌が思うように動かなくなっている気がする。

こういう大病を患ってしまうと、どんなに小さな変化も病気のせいではないかと思ってしまうが経験上7割が杞憂に終わる。逆に言うと3割も病気による変化だったので、自分の場合は(比較対象ないけど)ちょっと打率が高い。

まぁ、冷静に考えると進行性のがん。ステージⅣ。だから色々手を出すのは早いんだよね。このバッキャロー!自分と真逆じゃないか(笑)

取り急ぎ、呂律の件は頭への骨転移の影響かもしれないので近々MRIを撮って確認するとのこと。

自分を知っている方、元々舌足らずやんけ〜というツッコミしたいと思うけれど、それは自覚してます。その上でこういう事になってますからね。

療養の事でちょい揉め〜嬉しさと寂しさと〜

この先どのように療養するかが論点となっている。

宣告 - がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

上記の日記で書いたように自分目線で自宅療養出来るのが1番ハッピーだと思っている。

ただ今日、母親から電話があって「自宅療養は〇〇ちゃん(妻)に負担をかける。緩和ケア病棟で良いやん。」と口を挟んでくる。ちょい揉め。

これを決めるに色々な考え方があるが、自分は緩和ケア病棟に入るということはバックアップ案(第2の案)にしかなり得ないと考えていたので、自分の母親はどうやら「自分 < 妻」の立場で発言しているように思える。

これは病気になってからの妻の努力を認め、心の底から感謝しているんだと思う。その気持ちが伝わりとても嬉しい。自分は本当に素晴らしい妻と出会えたと思うし、それが親に分かってもらえたから。

しかしながら、自分の立場を軽視というか弱めに見ていることについては実の子供としては寂しい、そしてちょっと悲しい。

これらの選択肢の一挙両得なんて出来ないから仕方ないと言えばそうなんだが。

うーん。でも何か腑に落ちんなぁ。

とにかく、後日正式に療養先が決まったら決めた経緯なども日記に書こうかと思う。

 

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2019/6/10の治療・検査

・ゾメタ(骨を強くする薬) 100ml

・血液検査

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