がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

これからの治療先・療養先について

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

治療先・療養先についての考察

9月10日。

前に書いたかもしれないが、今月27日にCTで腰の骨を撮影して治療の効果を確認し、今後自宅療養するか、そのまま入院を続けるか、転院するかを判断する。

もともと7月末に原発不明がんということで、地元のA病院から現在入院しているB病院に転院することになった。転院の目的だった原発は幸いにも見つかったということで、今の病院でなければならない理由は少し薄れている。

病院側としては無駄に長く入院してもらっても困るので抗がん剤治療が述べ1ヶ月となる27日を節目として退院してもらいたいということを遠回しに言われている状況だ。

27日の判断を正しくするために、考え方を整理しておきたく今日の日記に現時点でのものを書き残しておく。

いきなり脇道に逸れるが、先日、担当医の先生からは、自分の腎細胞がんは通常5,60歳代の腎細胞がんと細胞レベルで顔つきが違うところに特異性があると言われている。

それは、つまり現在処方している抗がん剤のヴォトリエントが効かない可能性があるということだろう。

ヴォトリエントが効かなかった時の次の手立ては考えてあると信じているが、ヴォトリエントの効果を確認しないまま別の病院に転院するというのは正直不安である。

医療の世界の常識が分かっていないのだが、この病院で自分のがんを細胞レベルで調べた知見が転院した時に転院先の病院に100%引き継がれるのか?

少なくとも転院するとした場合は、今の病院と同レベルもしくはそれ以上に腎細胞がんに対して引き出しを持っている病院でなければならないと考えている。

さて本題だが27日には、

  1. CTの結果で抗がん剤放射線治療の効果
  2. 歩行レベル

で、自宅療養なのか、転院なのか、そのまま入院かを決める。

抗がん剤の効果が明確に確認できる場合は、幾分安心して投薬を続ければよいので、地元でその抗がん剤を扱っている病院に転院すればよい。効果が確認できない場合は、今のB病院での治療を続けるか、同レベル以上の病院に転院する。

  • 2の歩行レベルについて

自分が身体をどれほど動かせるかに対して、自宅療養できる環境が整っているかということが判断基準となる。

自宅療養するには、大まかに

・ベット(ふとん)から立ち上がれるか

・補助器具を使って廊下など歩けるか

・お風呂に入れるか

などの条件が挙げられるが、もしも豊田の家に妻と娘の3人で住む場合は娘はまだ5ヵ月なのでお風呂は介助なしの1人で入れることが条件となる。

妻の実家は岐阜県(自宅から車で1時間弱)にあるが、仮に妻の実家に住む場合は義理の父母がいるので妻に介助してもらってお風呂に入れればよい。

ここで、妻の実家という選択肢が出てきたが、もし自宅療養について市の医療制度を活用する場合は、岐阜の方に住民票を移さなければならないらしい。(税金関係で、主たる生計者がどうのこうのとかがあるので面倒くさそう...)

【まとめ】

27日以降どこで療養する(通院 or 入院)か、どこで治療するか。

通院 or 入院
  • 自宅で1人でお風呂に入ることができる → 自宅から通院
  • 妻の実家で介助ありでお風呂に入ることができる → 妻の実家から通院
  • 上記の両方ともできない → 入院
治療を受ける病院
  • 抗がん剤の効果あり → 抗がん剤治療ができる病院であればどこでも可
  • 効果なし → 現在のB病院、または腎細胞がんで知見のある病院(※)

(※)妻の実家から通える範囲の場所にある病院であることが必要

腎細胞がんの専門医のいる病院を明日調べておこう。近くにあるといいけどなぁ。

 

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2018/9/10の治療・検査

・ヴォトリエント 3錠

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