がん封じの手ぬぐい
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がん封じの手ぬぐい
9月9日。
今日は午前に妻、午後に大学の友人と弟がお見舞いに来てくれた。大学の友人は約1ヶ月ぶりで、夏休みに海外旅行に行ったということで、そのお土産を持ってきてくれた。
そういえば海外旅行も妻とハワイに行って以降、丸2年行っていない。この病気治したら、娘も連れて3人で海外に行きたい。そんなことを思った。
初めてもしくは久々にお見舞いに来てくれた人には決まったように言っているかもしれないが、お見舞いに来てくれて本当に心強いという旨を感謝の意を込めて伝えている。
今日も大学の友人に来てくれて心強いよと話した。ああ自分はこんな時に応援してくれる人がいて本当に幸せだなあとしみじみ思っていたら、眼球から水分がじわじわ溢れてきたではないか。
いかん、いかん。
友人の前ではさすがに泣くのは...と思って我慢したが、我慢すればするほどしみじみとした思いが強くなり、そしてダムが崩壊。
その涙がどれだけその友人に感謝しているのかを自分に教えてくれるバロメータとなったように思う。
実は、昨日の夕方にベットで1人大泣きした。
腰の痛み、すねの痛み、背中の痛み...
日々増えていく痛みの強さと痛みの箇所が将来を不安にし、涙を誘発した。妻に電話し、その気持ちを受け止めてくれた。
もう、見栄を張って強がらずに素直になろう。そんな自分を応援してくれる仲間がいるから。
がん封じのお参りでもらった手ぬぐいを涙で濡らしに濡らした。しかし、今日また同じ手ぬぐいを涙で濡らした。
次、涙したら洗濯だな。
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2018/9/9の治療・検査
・ヴォトリエント 3錠
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