がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

税金の無駄遣いはダメ。ゼッタイ。

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

10月24日。

 

昨日、夕食の煮魚を食べている時に

口の中でガリっと何か石でも噛んだ感触がした。

魚の骨噛んだかね?と思い、口の中の物を出すと、

右下奥歯の銀歯ちゃんが転がっていた。

 

柔らかい煮魚でなぜ取れる???

 

甚だ疑問だが、取れたものはしょうがない。

でも、入院してるのに歯医者に行くの大変だなぁ。

外出するだけでも一大事。それなのに、歯医者で

受付して、問診票書いて、待って…

待ってる間は腰の仰々しいサポーターして椅子に

寝そべっているだろうから周りからの目も痛いし…

さらに新しく銀歯作るとなると、歯型取って、

1週間後にもう1回来て、となるからそれはもう大変。

 

そんな事を思いながら看護師さんに相談すると、

この病院の歯科で対応出来るよとのこと!

 

がんセンターに歯科あるんですか!?

 

確かに以前、ゾメタという骨を強くする薬を

投与する前に歯を一瞬見てもらった記憶はあったが…

 

そもそも、がんセンターに何故歯科が?

と思ったので調べてみた。

 

まず、がんセンターに虫歯の治療や定期検診を

目的として受診しにくる患者さんはいない。

(いたら面白いけど)

薬物療法放射線治療の副作用で口腔合併症や

顎骨壊死などのリスクがある。

それらを予防するためにがんセンターに

歯科を設けているという訳。

その他、口腔、咽頭食道がんの外科手術による

感染リスク管理のための術前口腔ケアもがんセンターの

歯科で行っているようだ。

 

なるほど、理解。理解。

そんな深刻な治療をする前の患者ばかりのいる中で、

自分は銀歯…いやいや、これも大事な事だから!

 

いざ、取れた銀歯ちゃんを持って診察に挑むと

この銀歯をそのまま着けますね。

と言われ、あれよあれよという間にFinish。

時間にしてたったの15分。流石です。

 

歯科の先生に

古い銀歯ですねぇ〜。最近は歯と同じ色のセラミックの

詰め物でも出来るんですよ〜

と言われて心ぐらつく。

一層の事、銀歯全部(8本)セラミックに

交換しようか。(高額医療保障でタダ同然だし…)

 

いかんいかん、国民の皆様の税金を乱用しては。

こんな考えをする人がいるから、

税金が高くなっていくんですね。

 

 

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2018/10/24の治療・検査

・歯科(銀歯再装着)

・ブロック注射(左すね痛み対策)

・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠

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