がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

意外な事に現状維持の模様

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

7月12日。

呂律は?頭の痛みは?

昨日書いた呂律が回りにくいのが改善されたかもしれないという件。↓

ステロイドの処方をお試しで - がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

残念ながら「気のせい」だったかも。会話の始めの方は順調かな?と思ってても、会話して疲れてくるうちに舌が脳についてこなくなってだんだん言えない言葉が増えてきてしまう。

しかし、呂律が回りにくいのは脳の炎症のせいだと考えられている中で、呂律が回りにくいのとセットで続いていた後頭部の頭痛は明らかに抑えられている。

ステロイドの処方は何かしらの良い変化をもたらしている感じはする。

昨日書いた、松坂大輔の「自信が確信に変わった」とは言えないが「自信が大きくなった」くらいは言えるのではないか。

でも、まだ普通に会話出来るレベルだからこれ以上悪化しなければそれだけ十分。だって全く話せなくなる自分を何回想像したことか。

痛みに対する耐性が低い!?

昼に緩和ケアの先生が病室まで調子伺いに訪れてくれた。前にもこう表現したかもしれないが、緩和ケアのスタッフは「何でも屋」。痛みのコントロールが専門だが、医療の知識は幅広く何でも相談出来る方々が在籍している。

先生との会話の中で、痛みに対して我慢強い人と弱い人の話になった。

痛みに1番強いのは「女性」。やはり出産をするために痛みに強い身体になっているとのこと。

そして2番目に強いのは「高齢の男性」。高齢になるほど痛みに鈍感になるらしい。

そして3番目に強い、つまり1番痛みに弱いのが「若者の男性

理由までは聞かなかったが、性別・年齢別で仮に同じくらいの症状だとして痛み止めの量が最も多くなる傾向にあるのが若者の男性らしい。

先生が「来週、地元のA病院に転院した時、この病院と常識が違うので痛み止めの量の多さにビックリされると思うけど、その理由の1つが若者の男性は元々痛みに弱いからだからね。」と気を遣ってフォローしてくれた。これも患者が転院してからトラブらないようにするためのリスクマネジメントだろう。

そっか、毎日定期の痛み止めオキシコンチンを40mg×3回/日飲んでるけど結構多いんだね。人と比べた事無いから初めて知ったわ(笑)

採血結果について簡単に報告

前回、3日前の火曜日に採血したが最も心配している貧血(ヘモグロビン)の数値は今日の採血結果とほぼ同じ

病気が進んで減少するはずのものが、前回はたまたま耐えてくれて現状維持だったが何故か今回も現状維持。

赤血球や炎症反応などの他の様々な数値も3日前の採血結果と比べてもほとんど変化なかった様だ

あれれ?どれだけ悪化してるか構えてたのに…とちょっと嬉しい拍子抜け

最近の変化点と言えば、病院食以外にお見舞いでもらった食品栄養食品を間食している事

まさか、それが悪化するのを抑えて無いよね!?まさかね。何て自問自答しながらも奇跡を期待してしまう自分

これが、長く続けばなぁ。

 

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2019/7/12の治療・検査

・血液検査 → ヘモグロビン8.6→8.7g/dL

ステロイド(デカドロン) 2錠×2回

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