がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

手紙を残してあげて

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

7月10日。

久しぶりに再会した看護師さん

今日の夕方、病室にとある看護師さんが来てくれた。この看護師さんは緩和ケアに所属していた方で、業務としては主に痛みに関する悩みの相談にのってくれる方だ。とは言え、実際相談した内容は将来のことや家庭のことなど様々だったので、あまり緩和ケアの看護師さんというイメージは無くて何でも話を聞いてくれる友達みたいな感覚だった。

今年3月末まで半年以上お世話になったが異動のため疎遠になっていた。来週の退院までの間に挨拶に行かないといけないなと思っていたところでの訪問だった。

今年4月以降の病状のことや可愛がってもらった娘の話。15分ほどの短い時間だったが、話すことが色々ありすぎてネタに困ることはなかった。

その会話の中で突然、文字は書けますか?と聞かれた。

もしも書く気になれたら、娘さんに対して手紙を残してあげて下さいね。

その看護師さんは5歳の時に母親を亡くしたらしいが、手紙やメッセージなど何も残っていなかったから寂しい思いをしたとのこと。その経験を少しでも活かして欲しい、きっとそんな気持ちで自分に言ってくれたんだと思う。そして、これが1番伝えたかったメッセージだろう。

手紙かぁ。

確かに今の自分が娘に対してどのようなことを思っているか文字に残しておくと、将来文字が読めるようになったときに初めて自分の生の気持ちを知る事が出来る。最近は動画という方法もあり情報量もそちらの方が多い気がするから良いという考えもあると思うが、手紙だからこそ本当に伝えたいことなんだなと読み手が認識してくれるというメリットがあると思う。

手紙が良さそうなことは分かった。でも、何を書こうか。全く思いつかない…だからと言って伸ばし伸ばしにしてると結局書かずじまいなんて事も。早目に考えておこう。

何かこんな内容はどうかという案があれば、コメントお願いします。

 

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2019/7/10の治療・検査

無し

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