最後の最後まで粘る - がんと3ヶ月娘と私　～AYA世代の闘病日記～

5月30日。

昨日のヘモグロビン減少に対しての便検査だが、幸い問題無しという事で杞憂に終わった。

杞憂？いいや、最初からそんなに心配してなかったでしょ？

今日の朝、妻から新聞の朝刊にこんなのが載ってるよと連絡があった。

がん患者の遺伝子変異を解析して効果的な治療薬を選ぶ「がんゲノム医療」に必要な検査について公的医療保険が2019年6月1日より使えるようになるの事。

保険適用の対象に「固形がんのうち抗がん剤が効かなかった人」が含まれており、早速主治医に確認すると自分も保険適用の対象との事。

国の決定により保険は適用になったとはいえ体制が整っておらず、実際に検査が出来るのは今年の8月頃ではないか、とのことだった。

記事によると、検査がやれたとしても最適な薬が見つかるのは1〜2割。

可能性は低いが希望は絶対に捨てない。やれることはやるつもり。

最近、将棋をよくチェックしているのでかの有名な羽生善治の一局を紹介。2007年のNHK杯本戦2回戦。中盤から押され続けて羽生さんは負けモード。しかし、終盤粘りに粘った上で最後に形作りの王手。何とこれが持ち駒ゼロでピッタリ詰め切る王手で大逆転勝利。

スポーツの世界や人生（仕事、恋愛、ギャンブルなど）でも、こんな大逆転劇は数え切れないほどあるはず。

自分も大逆転を願って、粘りに粘ることを我慢強く続けていきたい。それが自分の持ち味だから。

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2019/5/30の治療・検査

・血液検査

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