がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

オプジーボ

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

10月4日。

 

多分、1回1回の投稿が長いからなかなか続かないんだろうな。

毎日短く書いていこう。

 

ということで、本題。気がつけば10月。

10月1日にノーベル生理学・医学賞の発表で本庶佑さんが選出された。

最近ノーベル賞をとる日本人も多くなったなと感じる。

 

この本庶さんのノーベル賞で注目されているのが、

がんの免疫療法で使用される薬オプジーボというもの。

 

小野薬品工業が販売しているらしいが、

11月に薬価が下がって

20mg2mL1瓶が3万5766円

100mg10mL1瓶が17万3768円。

1回240mgを2週間間隔で投与するらしいので、

月80万円くらい。まだまだ他の国と比べると薬価は高いらしい。

 

と言っても、がんの部位によって健康保険が使える薬で

肺がん、胃がんなどをはじめ自分が患っている腎細胞がんも

保険適用内なので切り札が1つできるのかもしれないという意味では

明るいニュースだ。

(とは言っても、薬自体は昔からあったので自分が知れるきっかけだった

というだけだが)

 

最近、中国人のがん患者が留学生として日本に来ることで

日本の健康保険を適用し、安いお金で薬をかっさらっているというのが

問題になっているらしい。

確かに、その原資となっているのは自分たちの税金。

他国に(しかも人口が10倍の国に)持っていかれるのは心外だ。

また、それを斡旋してビジネスとしている日本人がいるらしいから

何かやるせない。

 

リハビリの先生も、

中国人なんかではなく、まだ将来があるあなたのような若者に

お金がいくようになっていないとおかしい、と仰っていた。

 

 

今日は、

採尿・採血・レントゲンの検査と

月1回の骨を強くする薬(ゾメタ)での治療を行った。 

レントゲンでは先日のCTで見られた病変以上の異常は見られなかったが、

採血で肝機能障害がまた出てきたようで、

明日から週明けまで抗がん剤のヴォトリエントは中止ということになった。

具体的には、ALTとASTの値が、

【ALT】正常値 4~37IU/I に対し、100台。

【AST】正常値9~32IU/Iに対し、200台。

で、3桁の大台に乗ったようだった。

抗がん剤の副作用で、肝臓にダメージがあるのは分かっていたので、

想定内の挙動ではあるが、週明けに回復していることを祈りたい。

 

 

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2018/10/4の治療・検査

・採尿

・採血

・レントゲン

・ゾメタ(骨を強くする薬)

・ヴォトリエント 3錠

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