最近のがん保険
自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144
10月12日。
今日から抗がん剤を再開!
約1週間くらい止めてたのかな?
病院にいながら治療もしていないと、
"ただ生きる" by 谷川俊太郎
みたいなそんな感じです。
(どんな感じだよw)
病室に自分の娘の写真を貼っているのだが、
看護師さんや掃除のおばちゃんにこの写真の
事で色々声をかけられる。代表的な声は、
『かわいいね〜』
『お父さんに似てるね〜』
『男の子?』
という具合か。
『かわいいね〜』は、自分の娘が特別だとは
全く思わないし、このくらいの子供は
みーんな可愛いよね。そりゃ。
『お父さんに似てるね〜』は、
自分の昔の写真を見ると納得するのだが、
いかがだろうか?
右上が32年前の自分で、左下が自分の娘。
はい、はーい!
そこのアナタ、笑わない笑わなーい!
髪の毛、輪郭、鼻、口あたりは
かなり似ているのかなと思う。
そして、娘の方が凛々しく
男っぽいちゃ男っぽいかな〜。
顔認識アプリで判定すると、何度やっても
『0歳・男』
と判定されてしまう(クソアプリ!)ので、
男の子と間違われるのはしょうがないのかな。
髪の毛がもっと生えるとなぁ…
さてさて、今日はがん保険について
語りたいと思う。
この話題について語るきっかけは、
という番組で特集「がんになったときのお金」
をやっていたことになる。
番組HPには以下のように書かれている。
————以下、引用————
いまや2人に1人がかかる「がん」。
つらい治療はもちろんのこと、
重くのしかかってくるのが「お金の問題」。
がんと診断されたあと、仕事を辞めるなどして収入が40%低くなっているという調査結果もあります。
(中略)
がんになったときにどれくらい
お金がかかるのか、どう備えればいいのか
についてお伝えしました。
————以上、引用————
多分、がんになっていない時の
30代の自分が見ても心に訴えるものが無い
番組なのだろうが、今となっては自然と
食いついてしまう。
お金のリアルな話とがん保険について
語っていきたい。
まず、収入について。
上記の番組HPの文に収入が40%減った、
つまり、60%になったと書いてある。
自分はどうか。
今は、傷病欠勤となっていて、
健康保険から傷病手当金が支給される。
会社によって額は違うと思うが、
自分の会社は標準報酬月額の平均の約80%。
結構支給されるんだと思った人、
まあまあいるかもしれない。自分も初めて
その話を聞いた時はまあまあ多いなと思った。
しかし、詳しく見ていくとそれは幻惑
ということが分かる。
まず、傷病欠勤している限り、
賞与がもらえない。
そして、もちろん残業代も出ない。
残業代を収入見込みとして考えるのは、
変かもしれないが、事実入社して7年間は
一定の水準以上はもらっているので
そこは考慮して計算したい。
計算の詳細は省くが上記を少なめに
見積もったとしても、休職前の給与水準の
60%弱しか手元に入らないことになる。
だから、NHKの言った通りなのか
仕事辞めなくても休んでいれば
収入は40%減っているのである。
——————訂正(10/26)———————
友人から、標準報酬月額には残業代も含まれると
ご指摘ありました。確かにそうだった…
と思い計算し直したが、結果はほとんど変わらず。
ボーナスの依存度が高いということでしょうけどね…
———————————————————
よく、保険のパンフレットなんかに
休職した時にもらえない20%の部分を
埋めれるように保険を掛けるのが一般的です、と書いてあったりするが、保険で完璧に
埋め合わせしようとするとそれでは不完全
ということを知っておいて欲しい。
そして、ちゃんと給与の埋め合わせが
保険で出来たとしても、医療費がかかる。
食事代は前にも書いたように1食460円と割高。
お見舞いの交通費など…細かく考えると
本当にキリが無い。
と、ここまでが前座。
ここから1番残したい事を書く。
NHKの放送で話題になったのが、
最近のがんの治療スタイルの変化について。
簡単に言うと、医療の進歩(手術による
身体への負担軽減、抗がん剤の副作用の軽減)
により入院日数が減り、通院で済ませる
スタイルが増えてきたとの事らしい。
これを裏づけるデータが保険のパンフレット
に載っているのだが、1999年から2014年の
15年の間に入院日数は40.1日→19.9日と
半減。がんの外来受療率、入院受療率は
昔は入院の方が多かったのだが、
2006年頃を境に外来の方が上回っており
その差は広がる一方だ。
そもそも、がん保険に入ってなければ
議論の余地がないが、昔のがん保険は
入院に対して手厚く保障するという
商品が多かった。だが、最近の治療の
傾向からすれば通院に対して保証を
手厚くする方が賢明かもしれない。
ちなみに知る人ぞ知る、
HAPPY LIFEというどこぞかのグループ企業の
保険があるが、がんの通院保障を手厚くする
1年更新型の商品が今年から新設されている
ので参考にしてはどうか。
現在4人共同部屋にいるが、1週間もすれば
周りの患者さんは大体総入れ替え。
治療スタイルが変わっているというのは
自分も実感できる。
自分のように2ヶ月も入院しているのは
まれらしいのだが、入院が手厚い昔の保険の
まま放置していたのが、不幸中の幸いという
もの運良くハマってくれた。
もちろん、このような保険使わないのが
1番幸せなことなんでしょうけどね。
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2018/10/12の治療・検査
・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠
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