退院が見えて、その先が見えない。
自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144
11月6日。
娘が生まれて初めて風邪をひいたようだが、
その娘に濃厚接触している自分にうつされたのか、
今日は調子が悪い。
タチが悪いのは、毎食後に解熱剤を飲んでいるため、
本当に風邪をひいたのか分からないこと。
まぁ、倦怠感が無いことは幸せなことなのだが。
本日、担当の先生と自分の病状について面談をした。
結論から書くと、
1ヶ月前に撮ったCTと先日撮ったCTとに
あまり変化は見られない。
骨折箇所も増えていないので、一度自宅に帰って
経過観察しましょうということになった。
長かった…
数えたくも無いので、看護師さんに電子カルテで
確認してもらうと、今日でがんセンター入院103日目。
奇しくも、この4階西病棟では現在の入院患者で
No.1の入院日数となっているそうな。
平均の入院日数は20日を割っていたハズだから、
100日超えは飛び抜けている数字と分かるだろう。
偏差値80くらい?知らんけど。
退院日を決めて良いよと先生に言ってもらったので、
とりあえず来週11/16に退院予定とした。
準備するものと言えば、ベッドくらいかな。
退院の話をリハビリの先生にしたら、
さすがにベッドが無いと立ち上がりの時に負担が
大きいからベッドを用意しなさい、と言われたので。
何でもござれ。
良いベッドがないか調べまくってやる〜。
病状について話を戻すが、
抗がん剤の効果で確実にがんの進行にブレーキが
かかっていると先生に言って頂いた。
この事については本当に嬉しい。
だが、抗がん剤を飲み始めて早3ヶ月。
がんの骨転移で失った骨の回復は極々僅か。
数値で表すとするならば、
骨転移で背骨全体の20〜30%を失い、
抗がん剤で1%回復したかどうかというイメージ。
100%に戻らなくても歩けるようになるとは思うが、
先生曰く歩けるようになるには、最低半年コース
とのこと。
まあ、素人目でもCTの画像を見てその位の期間は
必要だろうなと思うレベルだから、驚きも無かった。
これを聞いて頭によぎったのは、職場復帰の条件。
条件は杖無しで歩けるようになる事だから、
「厳しい」。復帰の目処がつかない。
いつになったら復帰出来るのだろう。
娘も産まれて家族を養っていかなければならないのに、
この状況は辛すぎる。
今は傷病欠勤中だが、来年1月に休職に切り替わり、
その2年後がタイムリミットとなる。
そこでも復帰出来なかったら、残念ながら
退職となってしまう。
こればかりは、骨の回復を祈って待つしかない。
そして、もう一つ懸念事項が。
それは、右肩鎖骨の神経鞘腫(しょうしゅ)。
あの、良性だったゴルフボールくらいの腫瘍。
どうやらこの腫瘍の大きさが大きくなっているらしい。
このまま肥大化すると程度によっては、
手術で除去が必要だが、場所が悪いので
鎖骨をカットしなければならない。
そうなると、最悪腕が使えなくなると…
恐ろしい…
こんな場所に誰がいたずらしようと思ったんだ??
とのことだし、何も施しようが無いのが厄介な所。
そんなに自分の事が好きなのかな?
そんなに好きなら、鎖骨に隠れてないで出ておいで…
出〜ないーと目玉をほーじくーるぞ〜♫
じゃないか(笑)
まあ、不安なことばかり考えて落ち込むより、
ポジティブに笑って過ごしていきたい。
何せ退院出来るんじゃないかー!!
上等、上等。
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2018/11/6の治療・検査
・採血 → 異常無し
・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠
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