がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

同じとこ放射線当てんでね?

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

10月17日。

 

ちなみにこのタイトル、東北訛りじゃないので。

今日はセ・パ両リーグのクライマックス

シリーズ第1戦。こんな記事を書いている

どころではないが、何だかんだで書いている。

 

昼過ぎに放射線治療科の診察に呼ばれた。

そして、左の腸骨が痛いと訴えた結果、

痛みの緩和目的での放射線治療

することになった。

 

9月末に撮ったCTを見ると、やはり腸骨の

部分にポッカリと直径5mm前後の穴がある。

これを見て先生は、ああこれが痛みの原因

やねと言っていた。

骨に直径5mmの穴が空くとなると普通に

考えるとめちゃくちゃ痛そうだが、

溶骨しまくっている腰の状態に比べると

"何でこの程度の穴で痛いんだろ?"

と思ってしまう自分。

でも、冷静に考えるとそんな肌感覚を

持ってしまっていることにビビる。

 

自分も、おそらく先生も"この程度"と

思ってしまっているので、色々と説明も早い。

Dr.「これがこうで、こういうの事ですので。」

自分「ハイ、そうですか。」

って感じであっさり放射線量8グレイを1日で

当てることが決まった。

あまりにもあっさりし過ぎていたのか、

診察後、同席した看護師が待合室に出てきて

本当に質問とか大丈夫ですか?と聞いてきた

のが印象的だった。

 

放射線治療を一度やった部位には

基本的に再度当てる事は無いのだが、

どうやら今回痛みがある部位は8月頭の

放射線治療の部位からは、ずれていた模様。

それが救い。

放射線当てたのに痛みが増している、

何て事になったら不安になるからだ。

 

そんでもって、不安無しで治療〜♫

というテンションだったのだが、

そのテンションを下げる出来事があった。

 

診察中、先生とパソコンのモニターを見ながら

話しをしていたが、どうやら治療計画書を

作っていたようだ。

診察中に計画書を作るとは仕事早いな〜

とは思ったが、よくよく見ると8月に治療を

受けた時の計画書がモニターに映し出されて

いて、それをベースに書き換えている模様。

そのベースの計画書がモニターに出てきた時、

私は、これは前に治療した時の計画書かと

呟いた。その時、それに反応するかのように

先生が苦笑しながら呟いた。

「前の計画書コピーして、書き換え忘れて

   同じ部位に放射線ホントに当てちゃった

   バカみたいな事故が昔あったんだよね〜」

 

 

え〜〜〜

そんな事故あったんだったら、

コピーして作らんでよー!

私はそんなミスやりませんけどねって言う

雰囲気をプンプン感じるのだけど、

そんなんでミスったらマジで許さんからなー!

 

ということがありました。

まあ、クロスチェックする仕組みはあると

思うので余計な心配なのかもしれないけど、

まぁ患者に言うような事じゃないよね。

自分の人柄を見て、言ったのかもしれないけどね。

 

今日は、毎週水曜の恒例行事の

ブロック注射を無難にやって終了。

昨日、抗がん剤再会後初めての採血をやったが、

これも異常無しとの事。順調、順調です。

 

 

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2018/10/17の治療・検査

・ブロック注射(左すね)

放射線治療前CT(位置決め)

・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠

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