がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

実習でやっちまった話

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

10月31日。

 

先日、暇つぶしに中学数学をやった話を書いたが、

本当に久しぶりに頭のエンジンを稼働させ

フルアクセル踏んだ様な感覚がした。

考えることって本当に大事だし、幸せな事だと

感じる反面、黒板の文字をひたすらノートに写す

脳を使わない行為。

それで、学生時代どれだけ時間を無駄にしてきたか。

そんな事をふと思っていたのだった。

 

小中高の教育も電子黒板にするなどして

改善した方が良い気がする。

一生懸命に黒板に板書する先生、ノートに写す生徒。

この時間、どれだけ脳が有効に働いているだろう?

 

 

七田式教育。

頭の回転を早くしたり、記憶力を高めたりするのに

フラッシュカードといって、文字や物の絵が

書かれてるカードをパッパパッパと1秒足らずの

時間で見せていくといった教育法。

妻にお願いして昨日、七田式教育の体験会に娘を

連れて行ってもらった。

 

6ヶ月の子供には早すぎるのでは?と思われるが、

一応、脳は6歳までに80%発育するというデータが

あるらしい。

 

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面白いのがその七田式、

対象は0ヶ月〜どころか、胎教と言って

お腹の中にいる時のプログラムも、用意されている。

 

まあ、そんな事はどうでもよいとして、

上記の考えるのは大事って話にも繋がるのだが、

七田式のようなプログラムを活用して、

脳から情報を出し入れする練習をしておくと

良いのかなと考えている。

 

ちなみに、七田式の体験会に参加して

フラッシュカードをはじめ色々な遊びをして楽しめた

みたいだったが、授業料も高いし普段やっている遊び

と結構被ってたみたいなので、妻と相談して

今は行かなくていいよね、ということになった。

また、時期を見計らって入会するか検討したい。

 

 

近頃、看護学校からがんセンターに実習生が来ており、

自分がいる4階西病棟にも3〜4名の学生が実習を

している。

そのうちの1人が自分を担当してくれていて、

毎日脈拍、血圧を測ったり、調子を伺ったりして

くれている。

やはり慣れない場所ともあって、緊張しているように

思えるのだが、その辺りが初々しくて微笑ましい。

こうして、実習生と接していると自分が学生時代に

企業に実習に行った時のことを思い出してしまう。

 

企業での実習は、自らエントリーして選ばれた者だけが

出来るタイプが主流だが、自分の場合大学の必修課程

だったため、幾分かモチベーションは

低かったのかもしれない。

直前まで金髪にしていた髪を黒染めして5週間の実習に

臨んだが、徐々に髪の色が落ちてきたのだ。

 

実習1ヶ月くらい経ったとある日、指導員の先輩に

「実習生君…髪染めた?ウチの部長、金髪とか

嫌いだから黒染めした方がいいよ」

と言われてしまったのは印象深い。

色が徐々に落ちてたから、化けの皮が剥がれたのに

自分も気が付かなかったのだろう。

実習中に髪を金に染めるとか、横着はしませんよ…

と思いつつ、速攻で黒染めしたのが

今では笑い話だし、懐かしい。

そんなエピソードを思い出していた。

 

今の実習生にとって残念なのは、

今の自分の調子が比較的良いため、

何を聞かれても順調としか答えておらず、

あまり実習のためになっていない事だ。

 

何か辛かった体験談でも話すかなあ…

 

患者のための実習なのに、実習のために色々と

考えてしまう優しい自分がいた。

ただただ素直に接すれば良いのにね。

 

 

昨日、採血をしたが異常は無し。

心配していた肝機能(ビリルビン値)もほぼ正常値

とのことで、一安心。

近頃は腸骨の痛みこそあったが、痛みは

ほとんどないため、ノンストレスで推移している。

退院の日もかなり近づいている気がするので次回の

CTの結果に期待しよう。

 

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2018/10/31の治療・検査

・造影剤CT → 診断結果待ち

・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠

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