がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

漫画を読んでいたらバチが当たると教えてくれた

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

10月23日。

 

今日は左腸骨の痛みを緩和するため、

放射線治療を実施した。

 

放射線治療を初めて受けた時は、緊張していて

放射中に当たる場所がちょっとでもズレたらどうなるか

分からないので身体が動かないように必死に

意識していたが、今となっては慣れたもの。

リラックスさせる為か部屋にはラジオが流れているが、

それでリラックスし過ぎて台の上で寝てしまっていた!

目が覚めたとき、ビクって身体が反射したのかな?

ハッキリと覚えていないが、まさに放射中だったのは

覚えている。

慣れと言うのは怖い。まぁ、無事に終わったので

順調に効いて痛みが緩和されると嬉しい。

 

 

さて、最近漫画を読むことが多いが、

深く心が動いた漫画について書きたい。

 

タイトルは「光とともに…

故・戸部けいこ自閉症児をモチーフにした作品で、

初刊が2001年、全15巻。2004年には、篠原涼子

(色々と話題の)山口達也が主演でテレビドラマ化

もされている。

この漫画は保育士だった自分の妻が持っていたモノ。

 

サラリーマン家庭に生まれた光(ひかる)が

自閉症であることが判明。自閉症という障害を知らない

両親が、光と接する上で失敗を重ねながら向き合い方を

学んでいき、自閉症を理解していく。

 

自閉症とは先天的な脳の機能障害で、

見たり聞いたりすることや感じることが普通の人と

同じように理解出来ないもの。人や物事への適切な

関わり方を習得することが難しいとのこと。

 

数ある漫画の中で何故この漫画が心に響くのか。

明確な理由は分からないが、

おそらくこの漫画に出てくる妻の幸子。

この幸子は、息子が自閉症であるという

思いもよらない状態であることにどん底に落ちるも、

それを理解しようと日々努力し辛さを乗り越える。

障害・病気は違うものの、その姿が自分の妻と

重なる部分があったからだろう。

 

 

家族やその周りの人たちは、

自分を良くしようと色々と考えて、時には勉強もして

動いてくれている。

 

これは、漫画やゲームばかりしてたらバチが

当たるな。と、漫画を読んでいたら漫画が

教えてくれた。

 

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2018/10/23の治療・検査

放射線治療(左腸骨)8グレイ

・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠

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