副作用

日記を書く姿勢について

9月4日。

基本的には、毎日日記を書こうと思っているが、体調が悪くそれができないというのもなかなか辛い。9月に入ってから、4日目で初投稿だが、ずっと左すねの痛みのせいでパソコンのキーボードを叩く姿勢を取ることができなく更新ができなかった。

パソコンのキーボードを叩く姿勢について。ベッドの上で仰向けに寝て、膝を曲げて腿の上にディスプレイとキーボードを置いて、頭を枕で高くした状態と言えば分かるだろうか。左すねの痛みは膝を立てると何故か痛んでくる。つまり、パソコンを使おうとすると足が痛むことになる。まさに満身創痍。今までは、それなりの量を書いて投稿していたので1～2時間は必要だったが、この痛みも30分くらいしか耐えられないのでこれからは短めの量で投稿としたいと思う。

意外な抗がん剤の副作用

さて、今日は台風21号が日本列島を直撃した。自分の病院は昼過ぎからピークで、非常に強い雨風が病室の窓ガラスに打ち付けられていた。もしかしたら、ガラスが割れるかもと心配に思ったくらいだった。

今日は、1ヶ月に1度点滴注射することになっている、骨を強くする薬「ゾメタ」を点滴する日だった。このゾメタは副作用があって、低カルシウム血症や骨痛を引き起こす可能性があるが自分にとって怖いのは発熱。前回、点滴した時は37.5℃以上が2～3日続くような状態で非常にだるかった記憶がある。今回もそのような副作用を起こさないで欲しいと願うばかりである。

副作用といえば最近自分の身体にゾメタとは別の副作用が出てきた。それはあごひげの白毛化である。おそらく、腎臓がんの抗がん剤であるヴォトリエントの副作用だと思われる。もう5日程あごひげを剃っていないが、鏡で見ると7割くらいの毛が完全に白色になっていた。32歳ですが…

正直、あごひげが白くなるのは頭の毛や眉毛が白くなるのを比較して全く心のダメージが無い、むしろあごひげなら白い方がひげが目立たず嬉しい。それでも身体が変化していくと言うのは何かしら不安が生じる。

この病院に1ヶ月以上入院しているが、がん患者というのはがんと闘っていると言うより、ある意味抗がん剤の副作用と闘っているという気がする。もちろん患者全員に当てはまることではないが、私の周りには副作用に苦しんで辛そうにしている人たちがたくさんいる。

何となくではあるが、その副作用のつらさ・痛みを周りの人たちと共有して一緒に戦っていくことが自分には必要なのではないかと思った。家族・親戚や会社の大きなサポートを受け、孤独ではないが同じ苦しみを分かち合える仲間がいない。広い暗い部屋にポツンと1人でいる感じ。本当に贅沢な悩みかもしれないが。

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2018/9/4の治療・検査

・ヴォトリエント　3錠

・ゾメタ　100ml

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