入院とオプジーボと心強さと
自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144
5月10日。
1ヶ月ぶりの投稿になります。生きてます!
この1ヶ月の体調は本当に悪かった。1番悪かったのは風邪をひいたこと。白血球数が落ちて抵抗力が落ちているせいか治るまで2週間ほど掛かった。その間、日記を書く気持ちは全く起きない程酷かった。
今、病院のベッドの上にいます
そして1ヶ月経った今、結論から言うと病院のベッドの上にいる。その過程について少し書いていくが、まずがんの進行度を表すALP、CRPが劇的に悪化。
正常値 0.30mg/dl未満
前回 4.94mg/dl
今回 12.87mg/dl(7.93mg/dl悪化)
- ALP
正常値 115〜359U/L
前回 577U/L
今回 1069U/L(492U/L悪化)
数値だけでなく自分の感覚としても、首・背中・肋骨・足のあちこちが痛むので入院して様子を見させて下さいと担当医にお願いした。それでベッドの上にいると言う訳である。
数値の悪化の原因はがんの進行というのもあるかもしれないが、きっと風邪を引いたことが影響しているに違いない。
自分にとって、風邪は大敵だということが身に染みて分かった。咳をするたびに左脛と肋骨に激痛が走る。痛み止めを飲んでも薬の力以上の痛みが襲う。だから、痰を出すのも難しい。それなのに、2週間の間に大量に痰が生成される。激痛のため涙を流しながら痰を出した日もあった。本当に辛かった。たかが風邪、されど風邪。
という事で本日、5月10日から入院。今の気分は顔がボコボコになったあしたのジョーって感じです。ゆっくり体調を整えていこうと思います。
新薬の力を信じて
病気平癒を願って今年2月からスタートしたインライタ。
新しい抗がん剤の出だしは好調!? - がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~
確かに病気の進行にブレーキを掛けてくれたがQOLの向上までには至らなかった。痛みは増していく状況が続く。そんな中、4月の診察で担当医に抗がん剤の変更を勧められた。その抗がん剤はニボルマブ。通称オプジーボ。昨年、本庶佑先生がノーベル賞を受賞し話題になった免疫チェックポイント阻害薬。
はまった時の効果は絶大と言う事で最後のカードとして残しておいた薬ではあるが、とうとうそのカードを切る事になった。
このタイミングでのオプジーボは適切なのか。最後のカードと思っているだけに慎重に判断しなければならない場面。正直、セカンドオピニオンするのも考えた。考えたが行動するための体力が残っていなかった。
今回の抗がん剤変更のプロセスを採点をするのであれば辛くなるのは必至だが、それでも結果良ければ全て良し。こんな自分に甘い私ですが、どうか皆さん応援してください。
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2019/5/10の治療・検査
・心電図、心エコー
・レントゲン(上半身)
→異常無(骨折などは無&肺炎なしの意)
・血液検査、尿検査
→ALP、CRP等が異常値
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