がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~

2018年8月に腎細胞がんと背骨への転移と診断(ステージⅣ)。とあるAYA世代の会社員の明るく楽しい(⁉)日々の生活を綴っていきます。

おすすめの本

自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144

10月6日。

 

昨日、娘が6か月になったが、

病院のベッドの上でハイハイができるようになっているではないか!!

調べると一般的に8~9か月くらいからできるようになるらしいが、

なかなか早い方らしい。

 

今日は、大学の友人が告知無しのサプライズで初めてお見舞いに来てくれた。

その友人2週間後に結婚式があるらしく、夫婦2人で来てくれた。

準備に忙しい時に気にかけて来てくれてありがたい。

また、年末には出向で海外に3年ほど滞在する予定とのこと。

自分は、がんを治して、その友人に海外でアテンドしてもらうように

約束をした。

これまた一つ、楽しみが増えた。

 

 

特にネタがないのだが、最近色々Amazonで本を購入している。

最近買ったのは、

「がんで困ったときに開く本2019」 朝日新聞出版 1000円+税

という本。

 

この本には、がんに関する基礎知識や病院リストなど

自分のようながん患者初心者にとって有益な情報が

盛りだくさんとなっている。

 

この本を読んで自分が誤解していたことが多々あったので、

少しここで挙げておきたい。

 

「ステージⅣ」

がんの進行度を表す分類。最初に発生したがんの大きさや周囲のリンパ節

への転移の有無、程度、離れた臓器への転移の有無などから決定する。

ステージⅣは進行がんのことで、リンパ節や離れた臓器への転移を

基準とするものが多い。

 

つまり、ステージⅣは末期がんということにはならない。

自分が高校生のときに流行ったドラマ「白い巨塔」の最終回で

里見先生が財前先生にレントゲンの写真を見せて

「ステージⅣだ」

というシーンが印象的だったが、

それを見た人は、ああもう死ぬんだなと思ったハズだ。

それから、ステージⅣ=末期がんと誤解していた。

自分が腎細胞がんが骨に転移しておりステージⅣと告知されてが当初は

死ぬのかな?と思ったのだが、そうとも限らないらしい。

油断はできないが、まずは一安心。

 

「緩和ケア」

WHOによれば、

「生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族」

を対象とするQOL(生活の質)を改善するアプローチのことらしい。

 

緩和ケアと聞くと、もう施しようがない末期がんの患者に対して

痛みを和らげたりする医療行為というイメージがあった。

自分の経験としては、腰の神経を痛めたのもあって左すねに痛みが

でてきた時期に主治医の先生に緩和ケアにかかって下さいと言われ、

頭の中が「???」となったが、

緩和ケアの対象は末期がんの患者に限らないということだろう。

 
他にも基本的ながん関連の用語をこの本で学ぶことができるし、
がんの先進医療や病院の情報など盛りだくさんなので一度手に取るといいと思う。
 

 

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2018/10/6の治療・検査

なし(抗がん剤休止中)

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