治療できるかギリギリの立ち位置
自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144
6月17日。
前向きに捉えよう〜新しい病気が発覚〜
15時前。妻がお見舞いに来て到着したのと同じタイミングに突然主治医が来て話がしたいと面談が設定された。
面談前、妻はどうせ良くない話だろうな*1と肩を落としていたが自分も全く同じことを思っていた。
最近、後頭部がズキズキ痛んだり呂律が回りにくかったりしたため、先日頭のMRI検査を実施。↓
オプジーボは断念しました - がんと3ヶ月娘と私 ~AYA世代の闘病日記~
今回はその結果報告。結果、面談で伝えられたのは頭蓋底という目や鼻くらいの高さにある脳を下から支えている骨の広範囲に転移が見られるということだった。
この骨転移が進行すると最悪の場合、目が見えなくなったり、ものを飲み込めなくなったりと生活に支障が出るおそれがあるらしい。
今回は杞憂じゃなかった〜(^^;)
しかし驚きはしなかった。今までも左脛が痛いやら肋骨が痛いやら色々とガタが出てるのでまあそうだよね、ってあっさりと現状を受け入れた。
対策としては、頭蓋底全体に放射線治療。放射線治療も条件次第で出来ないこともあるらしく、6/20の血液検査結果で判断するとのことだった。
救いなのは、自覚症状が呂律が回りにくいことと偶の頭痛の2つと大したことないこと。
何かと辛いことが続いているが、これは早期に病気が見つかって良かったと思っている。はじめは本当に小さな違和感でしかなかったが、相談して検査して最終的に治療する(出来るか分からないが)方針まで立てられたじゃないか。前向き捉えようよ。泣いていた妻にそう声をかけた。
早くも休薬
ぐぬぬ。解せぬ。
抗がん剤のスーテントの服用開始して1週間。
祈りの血液検査。
骨転移の進行度を表す数値(ALP)は、残念ながら悪化している。つまり、スーテントでの劇的な改善は無いということを示している。
さらに黄疸の数値が高いことが分かった。確かに肌が少し黄色くなっているかな。肝臓がやられている。
抗がん剤治療は副作用で肝臓に負担がかかるものがほとんどと言われている。自分は遺伝的に肝臓は弱い。もう限界に近づいている。
主治医の判断は6/20まで休薬。
治療自体ができるかギリギリという立ち位置。崖っぷちのぷち。状況は理解。目を瞑ってじっくり待ちましょうか。
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2019/6/17の治療・検査
・血液検査 → 炎症反応悪化、黄疸
・スーテント 3錠(計50mg)
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*1:突発の面談が設定され妻は「心の準備が…」と呟いていたが、さすがに辛い報告があるときは出来るだけ心の準備期間が欲しいなぁ。それだけ切迫した状況だということは痛いほど分かるけれども。