究極の(!?)選択をすることになりそう#2
自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144
2月17日。
昨日は朝から下痢気味でトイレに3回ほど駆け込み体力を消耗。昼間はずっとベットの上でグッタリしておりました。10ヶ月の娘はどうやらしまじろうとアンパンマンの区別がつくようになったようです。その様子を見るだけで元気が出ます。
抗がん剤を変える時が来たかも
今の抗がん剤(ヴォトリエント)で病気の進行にブレーキが掛けれなくなっているという判断。つまりこれは薬の変更をしなければならないという事。薬の変更はチャンスでもありピンチでもある。チャンスというのはもちろん変更後の薬が自分に合っていてがん細胞を大幅に減らす事が出来る可能性があるということ。逆にピンチというのは選択可能な薬が有限である中、1つ減るということ。でも、薬の変更はチャンスと捉えたい。やはり仕事復帰したい。そのためには、がん細胞の増殖にブレーキを掛けるだけじゃなく消滅させなければならない。ヴォトリエントくんは確かに頑張ってがん細胞と闘ってくれたけど実力は拮抗。感謝はするが、骨転移で溶骨した部分の骨は戻らず未だに歩行器の生活を強いられている。次の抗がん剤に頑張ってもらいたい。
選ばれし勇者たち
次の抗がん剤として選ばれる勇者は誰か?候補として挙がっているのは3つ。全て腎細胞がんに対する抗がん剤。
表記は一般名で()内が製品名。基本的にこの中から1つを来週までに決めてすぐに処方することになる。この中で聞いたことがあるのはノーベル賞で一躍有名になったオプジーボ。主治医も以前より次の抗がん剤はオプジーボかなと諭されていたので心はそちらに偏っていたが、いざ急に知らない薬を追加で2つ並べられてこの中から選んでねと言われ混乱。
選べって言われたって決める材料が無いです
と正論で返すと先生がそれぞれの薬の説明書をくれた。
確かにがん細胞を減らすメカニズム、どの様な副作用があるか、どのくらいの割合で副作用が発生するかなどが書き記されている。でも本当に知りたいのはその薬に効果があるかどうか。
先生に薬を処方する前に遺伝子検査などで薬が効くかどうか判定出来ないですかと尋ねてみた。そうすると「それは〇〇大学が研究している段階の話です。有効な薬であると特定出来るのは10人に1人、検査は保険適用外なので数十万円で判定に数ヶ月掛かります。」とのこと。そんなの使うの無理だぁ〜。〇〇大学さん、研究の成果が出ることを祈ってます!
結局のところ、今ベストの選択をするには神棚を拝まなければならないかもしれない。ただ来週の期限まで調べられる事は調べて納得のいく選択をしたいと思う。
最高の気分転換
ありがたいことに自分が家にこもりきりな事に関して気を遣ってくれて色々な人に外に出てみないかと声を掛けてもらえる。残念な事に体調が悪くリタイアしてしまう事もあるが、声を掛けてもらえるだけでも本当に嬉しい。
先日、義理の父から温泉に行かないかと声を掛けてもらい本日行ってきました。場所は岐阜の「かんぽの宿恵那」。かんぽの宿と言えば日本郵政の運営だが、今は誰でも利用できるみたい。知らなかったー(*´-`)。ここの良いところは介護機能付きの家族風呂がある事。初めて耳にしたが、ここの施設は脱衣所から天井リフトで浴槽まで直接アクセス出来る。自分はそこまでは不要だが、付属の車椅子に乗ったまま洗い場で身体を洗う事が出来るし浴槽横まで車椅子でつける事が出来るのは嬉しい。自宅の浴槽が小さく深いので、安全性を考慮し普段はシャワーのみで済ませるので今日の浴槽での至福のひとときは最高だった。
自宅から車で往復2時間、食事も施設内で済ませ合計5時間の小旅行だったがトラブル無く過ごせた。身体は少しずつ傷んできてるが休養の取り方は少しずつ上達している模様。
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2019/2/17の治療・検査
・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠
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