悲劇のヒロインは睡魔が凄い
自己紹介はこちらhttps://kurorotomo.hatenablog.com/entry/2019/02/06/222144
悲劇のヒロイン症候群
12月17日。
この日記を書き始めた午後9時。気持ち良さそうに寝ている妻と娘を見て微笑ましく思えてきます。
最近我が家ではDVDを借りてドラマを見るのが流行り。ふとした夫婦の会話から三浦春馬が話題になって借りたのは「ラスト♡シンデレラ」。主演は篠原涼子で、三浦春馬と藤木直人との恋愛のシーソーゲームを繰り広げる。
このドラマ自体は恋愛ドラマをそれほど見ない自分としてはまあまあ楽しめたような気がする。それよりも篠原涼子を見ると、どうしても「恋しさと せつなさと 心強さと」のイメージが強くて離れないのですよ。まぁ、どうでもいい話ですけど。
でもそんな哀愁漂う曲のイメージと関連してるか分からないけど、がん患者である自分は悲劇のヒロインを演じてきたのでは無いのかと思って(男だけど)。要するに「私は若くしてがんになった不幸な人なんです。もっと優しくして下さい。可哀想だと思って下さい。」こんな感情がふつふつと湧き上がってくるんです。こんな自分は嫌いだけど、最近ふと悲劇のヒロインぶってる自分を自覚した気がする。まだまだ素直じゃない。寂しい、助けてと言えないのがまだ子供だなと思った。
睡魔が凄い
最近、ここ2,3日で自分病気なんじゃないのって思えることが起きている。もちろん、がんという病気なんですが(^^;)。そうじゃなくて、やたらと睡魔が凄い。今日なんて前日の夜に9時間寝たのに、日中5時間の昼寝。合わせて1日14時間の睡眠。こうなると、ご飯以外寝てるイメージ。こんな感じの生活が最近続いている。
確かに痛み止めの医療用麻薬に睡眠作用があるのは事実。しかし、ここ数ヶ月服用量は変えていない。こうもいきなり変化があるなんて身体の仕組みってどうなっているのだろう。まあ不思議。
「寝る」ということは、免疫療法の観点からは非常に重要らしい。こうして寝ている間にも、免疫細胞ががん細胞と戦ってくれているとポジティブに考え、元気に動けるようなイメージを持ちながら今日も床につきたいと思う。
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2018/12/17の治療・検査
・ヴォトリエント(抗がん剤) 3錠
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